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阪神タイガースとロッテマリーンズが日本シリーズで一方的な戦いをしていた10月のとある日、店内でツーリングマップルとにらめっこしていると、ひょこりとカメラマンの坂上氏がやって来た。 「ねえ、どこ行こうとしてるわけ?」 「南アルプスでね、2006年秋冬カタログ用の写真でも撮ろうかと、、、凄いよ〜、恐ろしくきれいだよ〜、たぶん」 「僕も連れてってよっ」 「2泊3日だよっ、二輪誌で売れっ子の坂上さん、忙しいでしょ・・・でもフィルムで撮るなら連れてってあげる。」 「きったねえなぁ〜、僕はフィルム?! ハンディあるなぁ。まあ忙しいけど一泊だけなら付き合いましょ。現地解散で。」 と、言う訳でカメラマン同行となった。そして、南信州の飯田市には、2005年春のカタログで登場した美容師の修一君が住んでいる。彼は休みの日だから、夕方までウエアのモデルになってもらうことに。 こんな具合だから、いつもの、カミさんと二人だけのツーリングとはかなり趣向がちがう。ちゃっかりと私も写され、今回は異例なツーリング紀行となるだろう。 そしてプロと私の二人がかりの、競って撮った写真の数々もお楽しみいただけよう。(坂上氏は、私の写真など眼中に無いが) |
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[ 国道152号線 ] 長野県上田市を起点とし、浜松市が終点の248.4km。 私の好きな国道のひとつであるが、いまだに全線を一気に走破したことはない。とはいっても、静岡・長野県境(青崩峠)及び長野県内(地蔵峠)に不通区間があり、走破不可(迂回路あり)。 特に南信地区の152号は、右も左も、前も後ろも山、山、山。猿に鹿、道路上のヘビに出くわすのは日常的。 今回は、上村から南下して浜松まで走行。 |
満腹状態で、いざ遠山郷へ。 |
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