せっかくだからと、ループ橋をバックにキャメルに染めた新色の革ジャン、そして同色のハンチングを撮影してから走り出す。
標識に従って高速道路を示すグリーンの「三遠南信道」と「国道474号」で上村を目指すが、474号?有料か?・・・首をかしげながら前に進む。
ループ橋をグルリと旋回すると、こりゃまた突然、高規格道路が現れる。標識もグリーンの看板だし、高速道としか思えん。(気分的にそうだから100km/hで走ってる。でも無料)
やがてすぐにトンネルに突入。これがまた長く、4キロほどある。が、しかし、はるか前方にも先行車の気配がないどころか、対向車も皆無。なんなんでしょうねえ、このカネの使い方。地元の人には、さぞかし便利だろうが、こんなことでニッポンのサイフは大丈夫なのだろうか。(現在の国の情勢は、大丈夫なわけない)
クソ長いトンネルをスコーンと抜けると、やはり国道152号が待ち受けていた。そしてそこは152号の地蔵峠方面行き止まり地点でもある。・・・で「国道474号」ってえのは、結局、高速道路もどきの短区間だったわけか。
|
[ 三遠南信道 ]
長野県飯田市と静岡県浜松市を結ぶ延長約100km の高規格幹線道路・・・だそうだが、いったいいつ頃完成するのか、完成しても、その山のド真ん中をどれだけの交通量が見込めるのか、さてさて、、、。 |
|
|
|
田舎道に突然現れる、有料道路らしき標識。
|
|
4,176mの矢筈(ヤハズ)トンネル。
「南信濃22km」と、いかにも高規格道路が続いてるように思わせるが、それはハッタリで、トンネルを抜ければ152号に合流。 |
|