登場人物:左から、三橋(息子)、松下ヨシナリ、森ダイスケ、そして三橋夫婦 写真:坂上修造、時々三橋弘行 文:三橋弘行 [2006年11月21日 全3ページ] |
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目的のサーキットは、栃木県のツインリンクもてぎ。弊社からはバイクで2時間半といったところだが、朝からの走行会なので、その敷地内のサーキットホテルに前泊とする。 前日、カミさんと息子を連れたバイク3台は、夕方6時半に常磐道のサービスエリアで松下(よくしゃべるジャーナリスト兼、レーサー兼、広告代理店兼、妙な男)、坂上カメラマンと待ち合わせ。しかし松下は1時間遅れで到着。 「いやぁ〜、参ったねっ。俺のビーエム、バッテリー突然死んじゃって、エンジンかかんねぇんでやんの!」 仕方ないから車にバイクを積んで、バッテリー買ってきたという。翌朝に交換するそうだ。 それにしても偶然かどうかは知らないが、松下、坂上カメラマンの同行旅では、かならずバイクが壊れる。2年間で筆者2回、松下2回、すべてBMWというのも、これまた偶然か。 どしゃぶりの雨のなかを爆走し、ツインリンクもてぎのサーキットホテルに着く。そして、しこたま酒を呑み、明日に備える。 |
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今日は前日ヒョウドウ社から送られた新品のレーシングスーツが二着登場。一着は息子、もう一着はダイスケのである。ふたりも大学生だが、バイトで、ローンでオーダーメイド
レーシングスーツを購入した。 ダイスケがやって来た。彼は前夜までバイトの為、早朝に自宅を出た。 それにしてもなんだか改造(改悪?)多数の古めかしいBMW K100RSである。サーキットを見回しても、この手のバイクはいない。オッサンが乗るのならまだしも、二十歳の大学生というのは、その姿、コッケイですらある。 「こんなボロっちいオヤヂのバイクに最新のレーシングスーツってぇ、なんか変っすよねえ!」 まあオヤヂから拝借している身分で、文句言うなっつうの。(着て来た革ジャン、防寒ジーンズ、ブーツにヘルメットまでオヤヂからの借り物じゃねえか!) |
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ダイスケ(左)は真っ黒なスーツ、息子はウルトラマン、、、初めて自分のおカネで作ったレーシングスーツ、すでに気分はレーサーか。筆者も昔、味わった覚えがあるけど、嬉しいもんです、初めてのスーツは。(でもこんな高級品ではなかったが) |
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