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さて、戦争の話は暗いからもうやめて、お菓子に話題を移そう。 そういえば、長州の萩市では旨い和菓子にめぐり合えた。萩焼が盛んなのでお茶菓子にも工夫がなされているのだろう。 ここ会津は漆塗りが伝統工芸。その器にのせる和菓子もきっと旨いもんにちがいないと、12Rであちこち走り回ったのである。 いちばん初めは“白虎堂”。これ、白虎隊の墓参りにいけなかったから、代わりにというつもりで白虎あめを購入(まったく代わりの根拠になっていないが)。 以下は、各和菓子の味比べである。 |
白虎堂:白虎あめ |
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五郎兵衛飴総本舗:五郎兵衛飴 |
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会津葵:会津葵 と あかべこ |
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九重本舗 奈良屋:ここのへ |
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しかたなく江戸時代の商店といった古いたたずまいの店をボ〜っと眺めていると、ガラス戸からご主人が出てきた。顔が合ってこうこうしかじかと言ったら、店の中を案内され、目当ての“ここのへ”を売ってくれた。 さてその“ここのへ”、一般的なお菓子ではない。茶わんにスプーン2〜3杯を入れ湯をそそぐ。すると奈良の朝のささやきが聞かれるような優雅な音とともに香りもたつ。(すみません、説明文引用) まことに不思議な菓子である。 |
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