|
|
2007年5月20・21日 文・写真:三橋 (3ページ) ショートカット:P-2 >> 最終頁 >> |
信州佐久には弊社あさま工房がある。キーホルダーやバッグ、ハンチングキャップなど様々なレザーグッズを作っている。 弊社東京大田区から、その佐久市臼田(うすだ)町工房までの最短時間ルートは、関越道・上信越道の高速を経由して約180km、たったの2時間たらずで着いてしまう(但し、覆面レスラーに多大な神経を使う走り方だが)。 しかし最短ルート・高速など好まない筆者は、毎度必ず寄り道をする。今回は新緑巡りと洒落込むことにして非力なOHV、BMW R100Rをひっぱり出す。そしてなぜか往きは一人旅、帰りはニケツ。 さて、今年2007年のNHK大河ドラマは“風林火山”。信州、甲州はここぞとばかりに商魂たくましく賑わっているそうだ。このドラマ、見てない人はこの先ちょっと話題からはずれるが、ま、早い話が甲州の武田信玄と、越後の上杉謙信の信州国盗り合戦ということ。それだけを頭に入れていただければ良いのである。 |
|
|
もっとギターを上手になろう。そうだ、デパペペに対抗して俺は風林火山ピッキング奏法なるワザを得とくしよう(そんな弾き方ないのだが、なんか戦国武将を連想する荒々しい音色を)。 ギターを初めて手にしたのは高校1年。キッカケはこいつを弾けるようになったら“女にモテル”と悪友から薦められたこと。しかし結果はさにあらず、ギターが弾けなくても、スポーツ、勉強、まったくダメであろうが、モテるヤツは何もできなくてもモテることが、そう長くかからずに分かる。 そんなある日、中学時代の同級生がバイクでやって来た。そいつは中学で1番の成績でもあった秀才の俗称ハヤ。 「そうかぁ、お前は頭いいけどダメかぁ、やっぱ男はバイクだよなあ!」 その後、親の猛反対を押し切り、すぐに免許を取ってヤマハ90ccバイクを購入。 ・・・こんな30年以上昔のことを思い出しながら、ほろり一人旅、新緑の荒れた県道をグイグイ進む。 |
|
|
||||
|
|
||
|
||
|
||
まだ昼時、バイクを降りて地元の祭りを楽しんでみよう。 |
||
<< 戻る | つづく >> |