|
中庭もお洒落だ。
|
|
マダムこと、岡本専務。
|
|
広々とした空間に並べられたバイク。新車はカワサキとトライアンフ(共に正規代理店)がメインに置かれている。
|
|
|
そろそろここパドックさんに来た理由、仕事の理由を話さねばならないだろう。先に端的に述べよう、弊社製品を販売させてほしい、とのマダムの要望だ。
そもそも弊社ペアスロープは卸し販売(業販)をせず、1店舗だけの直販(通販含む)で営んでいる。ただし例外として、メーカーどうしのコラボ企画をした浜松のヒョウドウさんのショップだけは、一部製品を販売しているが、2009年以降はコラボ予定がないので、それも消滅状態となっている。
およそ1年か2年前だったろうか、、、(毎月のように全国のショップさんから業販の依頼を受け、そのつどお断りしているので、よく覚えてないのです。すみません。)ある知人から(ビッグマシン編集長梶さん、あんただよっ、あんた!)なんとかならないか、と二度ほど頼まれた。答えは当然、問答無用で「ノー」。しかし一度や二度ではあきらめないその知人(ほんとうはマダムらしい)は、こりもせず、2008年11月にまた依頼してきた。「津山のパドックさん、もう一度考えてくれないかねえ」と。
その直前に、たまたま私は鉄道誌の記事を読んでいた。津山?、、、つやま?、、、最後の“ディーゼル急行”列車が走っているところじゃないか。しかしそんなことはまったくクチにせず、
「これ以上、あなたの顔をツブすわけにはゆかんだろうねえ、とりあえず、津山とやらのパドックさんに行って見学して、それから考ええるとしようかねえ」
“パドック”を和訳すると整備・点検のスペースである。すでに私は、津山にJRのパドック・・・国鉄時代の機関庫が残されているのを知っていた。もう、無性に津山に行きたくなっていた。
すみませんパドックさん、梶編集長、ほんとうにすまんことで、津山に訪れたキッカケは、こんなことだったのです。ず〜っと隠していたかったのだけど、こんな鉄道サイトを作れば、いずれバレるだろうから、早めに白状しちゃいます。 |