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夕陽に遅れてはなるまいと、弓ヶ浜からスロットルをやや多めに開けて走るも、肝心のカメラマンが着いてこなければ写真が撮れない。しかたがないので、ちょっと走っちゃあ車を待つ、の繰り返しで松崎の漁港に到着。太陽が駿河湾に沈むのに、もうわずか5センチ(なんとなく解るでしょ)しかない。夕陽編は12Rにしたが、ふっと後に目をやると、そのイタリアンレッドのムルティと夕陽でサーモンピンクに輝いた山のなんとも美しいことか。 しかし、気温は我らに味方せず、とにかく寒い。 |
「寒いよ〜、久山さ〜ん、お願い、早く撮ってちょうだいよ〜」 パンチングメッシュの革ジャン、革パンだから当然である。 [カタログP-34・35] |
「スローシャッターなんやから動くんやない! ワシはち〜とも寒くないでぇ〜」 ダウンジャケットを着てるんだから当然である。 |
なんとも涼しげに、鳥肌を立ててクサいポーズをとる石野。 |
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「G-32 メッシュレザージャック、GM-02 メッシュパンツ」・・・抜群の通気性である。 |
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夕陽編もなんとか撮影し、本日は終了。今夜の宿、松崎町桜田温泉「山芳園」(さんぽうえん)になだれ込み、速攻でビール、そして露天風呂へ。ここは私のお気に入り宿で、けっして低料金というわけではないが(人数、部屋、曜日などによって18,000〜35,000円位)、その料理、趣向を凝らした数々の風呂、客へのもてなし等などから考えると、むしろ安く思える。だから伊豆での泊りはココと決めているのだが、最近かなり多くの温泉特集本に登場し、時々テレビでも伊豆の温泉番組で紹介されたりと、人気上昇中。休日前は予約が取りづらく、困ったものだ(宿は困っていないだろうが)。 |
たらふく呑んで喰ったあげく、9時過ぎの露天風呂混浴タイムにもうひとっ風呂の怪しい3名。「みなさ〜ん、混浴頑張りましょう」と、右端で気合いを入れている石野。しかしこの写真を撮っている私の横にいた宿のご主人に、若い女性客が入りそうか尋ねるが、「今日のお客さんは、昔の美人だよぉ」に、 「なんやぁ、出よ、はよ出よ」久山氏・・・。 なお、休日前とちがい、平日は宿のお客も少なく、ご覧のとおり風呂も独占状態。水深があるので、フルチン水泳も可(きっと叱られるが)。但し、混浴の確率は限りなく低い。 |
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桜田温泉 「山芳園」(さんぽうえん)
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カタログP-27の 「ブーツに炭を入れておく」の炭は、 ここの旅館の心づかいのもので、 翌朝のブーツの中にそっと入れてある。 このご主人自ら焼いた炭そのものを事後承諾で掲載。 こんなに宣伝したのだから、 次におじゃましたときは、もんのすごい サービスを受けることに違いない。 たぶん、きっと、おそらく・・・? ねっ、ご主人さん! |
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