2018年 秋の夫婦坂-1



懐かしの広告
2018年10月22日 送信

近年、弊社の雑誌広告は減っている。いや、弊社だけの現象ではなく、多くのメーカーがウェブ制作を重要視しているからだと思うのです。とはいえ、雑誌広告をやめる考えはないわけで、広告内容を見直すべく、過去の広告を検証。
古いファイルを引っ張り出してじっくり見れば、なんとヘンテコな広告を作っていたものか。そんな紙面で、はたして売り上げに貢献したものか。バカバカしいと言われてしまえばそれまでですが、文章と共にちょっとご覧下さいな。

[ 革ジャンとマージャン:初級編 ](左)
バイク乗りの会話には、なぜかマージャン用語が飛び交う、、、
「レンチャンでハコ(箱根)だぜぇ。昨日はタンキ(単騎)だったけど、今日はメンツがそろったなあ。さあみんなぁ、例のコーナーでチョンボするなよ~ 次のS字はアンパイだけどな…」
と後輩に注意し、軽装の中氏は頭の中をパイパン(真っ白)にして爆走!
箱根の山中を東南西北走り回るが、しかしテンパッてる気が少しゆるんだところで転倒。軟弱なウェアは無残にも身体を防御しきれなかった。
落ち込んだ中氏は帰路で思った。ペアスロープの丈夫な革ジャン購入に、リーチ、、、。


・・・マージャンを知っていなければアウト、の広告ですね。たとえ知っていても、これで革ジャンが売れるなんて、とても思えません。
なお、この初級編に対して中級編を作っていたのですが、さすがにボツ。でもせっかくだからイメージ写真と文章をご覧いただきましょう。


[ 革ジャンとマージャン:中級編 ]
バイク乗りの会話にはマージャン用語が飛び交う、、、
「今日は東(トン)名高速を車のカンチャン抜けて一揆通貫だぜぇ。ハコ(箱根)の登りじゃドゥカティのチンイツだったけどよぉ、タイヤのリャンメンをチイと酷使(コクシ)して、ポンとブレーキングしてアガリ。ドラマチックな俺だぜぇ」
自慢アリアリの中氏は確かに速かった。しかしその格好はあまりにも情けなく、友人の東氏は言った。
「馬の革着たら、もっとドラマチックだよっ」
中氏は財布をニギリしめ環七夫婦坂に向かった。ペアスロープの革ジャン、、、ツモ!


・・・やっぱりボツですね。でもマージャンねた以外もあるんですよ。たとえばこんな、、、。

[ 馬鹿もの ]
関東では“バカ”、関西は“アホ”、そして名古屋は“タワケ”、いずれも人を見下す言葉である。若い頃はよく言われて「コンチクショウ!」と思ったものだ。
さて東京に住む私が近ごろ言われるのは「バイク馬鹿!」。しかしそれは最上級の褒め言葉だと思っている。そんな私が考えた、馬鹿にできないものがある。
ほかにもたくさんあります、、、。
[親父の背中] [親父と足元]
[熱燗と防寒] [酒と革ジャン] [脇役] 
[手心を加える下心] [穴があったら入りたい]
[くだらない話] [女性にモテる秘訣、モテない根拠]

以上のいくつかは実際に広告となりました。タイトルで想像がつきますね、バカバカしさが。でも真剣に考えた文章だし、製品は我がニッポンの超1級品です。(製品の格を下げてしまっかかも?)
ではまたいづれご案内しましょう。・・・って、こんなのにアンコールがあるわけなし。。。




今日から俺は!!
2018年10月17日 送信

日テレのドラマ『今日から俺は!!』が、10月14日(日)から放映開始された。1970~80年代前半のツッパリ(ヤンキー・不良)学生のストーリーである。漫画本(全巻持っている)と比べて実写版はどうかな、と半信半疑で見ていたが、これが面白い。と同時にその頃を思い出してしまった。

ちなみに私はツッパリではなく、当時からバイク乗り(やや不良系)だったが、弊社のある大田区・品川区のツッパリ番長達と、なぜか交流が多く、毎日のように遊んでいた。時には番長をバイクの後ろに乗せて、ツッパリ御用達の学ラン店に出向くことも。
店内には各種ボンタン、そして短ラン、中ラン、長ランがずらり。そして好みの学ランの裏地には龍や虎の刺しゅうを施す。そう、けっこう高額なオーダー発注品なのだ。ツッパリも出費がかさんだことだろう。ケンカが強くなくてはならないが、格好も大事なのだ。(私の場合は、ボタンダウンのシャツにチノパン、アーガイルの靴下にリーガルのローファー、といったアイビースタイル・・・のヤンキー系?)
なお、彼らの名誉のために述べておきたい。真のツッパリは人情が熱い。弱いものイジメはしない。そして女性に優しい。付き合っていたツッパリたちは、みんないいヤツばかりだった。

そういえば、ひときわキャラの目立った番長が一人いたなあ。俺んちに来て、リーゼント姿でフォークギターを弾いてバラード調の歌を私一人に聞かせてくれた。かなりアンバランスな光景だったが、素直に上手いと思った。彼は高校を卒業してまもなく、シャネルズというバンドのボーカルになっていた、黒い顔して。現在もソロで活躍しており、なによりだ。


近ごろ「パワハラ」という言葉がテレビや新聞等で賑わっている。会社、学校でも。
暴力を肯定するわけではないことを前提に述べれば、私の学生時代や社会人になってからも、その程度は日常的で、今思えばパワハラだらけだったろう。なんたって言葉の暴力や体罰は、現在の比ではなかったのだ。

高校時代を思い出せば、担任の教師にはビンタを初め、いろんなもので叩かれたものだ。しかしその担任の先生(上記写真)とは今でも交流がある。酒を飲みに行ったり、私の誌面連載『男の癒やし旅』取材に同行してもらい、いっしょに湯に浸かったりと。まあ、パワハラなんかとは思ってないので。
昔の事を書いた誌面文章は先生にとってヤバイけど、「引退してるからいいんだよ、正直に書けばいいんだよ」ということで修正なしで印刷された。私をバカ丸出しにして。(私のほうこそヤバイのかもしれない)

『今日から俺は!!』のドラマの主人公「三橋」と「伊藤」は、その日からツッパリに変身する。私の場合の「今日から俺は」は現在も続く。今日からコレやろう、アレやろう、といった具合に。でもなかなかできないんですね、思っていることが。。。




奈良・信州、ぐるり革紀行。
2018年10月13日 送信



奈良県にある風光明媚な長谷寺、全国にある神社仏閣の中で、私がいちばん好きな寺、と言ってもよいだろう。過去にも、サクラ満開の春、そして燃えるような紅葉の秋に訪れている。その趣は幻想的、鳥肌ものである。
ところで、京都の清水寺に似ている。同じ年代に建てられたそうだが、この地域では「清水の舞台から飛び降りる」ではなく、「長谷寺の舞台から飛び降りる」と言うらしい。上記写真は10月9日(火)午後2時半のその舞台。観光客でごったがえす清水寺とはまったく異なる静かな光景、これがまたいいのです。



ここで待ち合わせたのが、弊社カタログやサイトで時おり登場している、京都のしぼり染物屋『いづつ』の山ちゃん。いや失礼、若旦那の山田氏である。着物姿は凛々しいのだけれど、普段はかる~い格好なんで。
男二人の長谷寺見学、、、というのが来た理由ではない。目的はここにある参道に、この春オープンした革小物ショップを訪問することだった。






店の名は『神楽(かぐら)』。小さな店内に、美しい革小物が飾られている。
ん? 弊社ペアスロープにも同じような柄の革製品が・・・と気づいた方もおられよう。そうです、ここの会社は鹿革の加工会社『藤岡勇吉本店』さんで、弊社の鹿革素材は全てこの会社から仕入れている。印伝小物、鹿革グローブ、そして鹿の革ジャンなどがそうなのです。
目的がこのショップ訪問、と書いた。しかしただ見学するだけでは能がない。ここにある小物の特殊な技法を学び、可能なら取り入れること、さらに私のとんでもない製品作りの相談も兼ねていた。しぼり染物のいづつ若旦那、製品作りの弊社、そしてここの社長と店長の4人で、そうだこうだ、あ~しようと、もの作り談議。「とんでもない製品」・・・それはいづれ。

そういえば、店内でいづつ若旦那がボソッと言った。「価格が安くあらへんやろか」。
私も同じことを思っていた。これだけの革素材を使って、この価格というのは一般的ではない。半額といった感覚だ。それを社長に問えば、「まあ、いいじゃないですかぁ・・・」。この店の目的は、どうやら営利ではなさそうだ。でもお客さんが、はたして分かるのかなあ。京都や奈良の代表的な観光地の土産店のそれとは、格がぜんぜんちがうんだけどなあ。。。
長谷寺に行ったら寄ってみては・・・ 
㈱藤岡勇吉本店 長谷寺参道店 神楽(かぐら)
〒633-0112 奈良県桜井市初瀬837
TEL:0744-44-3388
営業時間 9:00~17:00  定休日:不定休








長谷寺参道にある宿に泊まって、翌朝にいづつ若旦那と別れ、私は信州に向かう。申し忘れたが、今回はバイク旅ではない。100kgほどの荷物があるのでクルマ移動である。


長野県の飯田市、まずは馬革の加工所に顔を出す。弊社の革ジャン、バッグ類、そして馬の希少な部位『コードバン』がそうである。ここでも社長と、あ~だ、こ~だの頼み事。どうかお願いします。

そして同じ地域にあるもう1社の革加工所に移動。初めて訪問する会社だ。(今までに取引もない)
この加工所で私が求めているのは、牛でも馬でも鹿でもない。それらはすでに仕入先加工所があるので、その他の革素材だ。ということは一般的でない革・・・左写真の会議室にずらりと並んだ、さまざまな革である。中央にいるのはワニ、そうです、あのめちゃくちゃ高価な『クロコダイル』。挑戦したいものだ。

やはりこの会社も直接社長に対応して頂く。無理あるかなあ、と思うことも実行できそうだ。こんなちっぽけな弊社ペアスロープにはありがたいことで、頭が下がる。
でもなぜ初対面から、、、。これには裏があった。まったくの偶然なのだが、今晩泊まる、私のイトコの農家と社長宅が100mほどしか離れておらず、すでに顔見知りだった。そのことをこの日に聞いたのだ。ご縁、というものなのでしょう。

これはサメの革(この場合は皮と呼ぶかな?)。
この写真を見て「これ、ほしい!」と思う人は、日本の伝統文化を受け継ぐ、あの職業ですね。ちなみに、弊社でこの写真を知人に見せたら、「手に入れたい!」と言った。そう、あの職業なので。・・・この件は、先に書いた『とんでもない製品』とつながるけど、話が長くなるし、まだできるかどうかも不明なので、またということで失礼。









長野県の南部の豊岡村。そこで専業農家をしているのがイトコの家で、今晩は厄介になる。
この家では米作りもしているが、主力は果樹。7月下旬からのモモから始まり、8月からはブドウ、その後はこの地のブランド「市田柿」を作る。
訪れた翌日はブドウの最終収穫日だった。ツブのでかいそのブドウ(品種は忘れた)、すでに収穫されたシャインマスカットもかなり旨いが、これもまたすごウマだ。収穫の手伝いなどしないのに、我が家の土産に10房ほど頂戴。
ちなみにブドウ畑でイヌを遊ばせているのは、ブドウを盗むハクビシンなどの動物を追い出すため。しかし動物よりも、人間のブドウ泥棒の方が厄介だと聞く。買って食え、ってんだ。

[モモ] 2015年に、この農家の桃畑で弊社お客さんをつのったモモ狩りツーリングイベントを開催した。ものすごく旨い、ここのモモは。(写真は完熟させたモモ狩り用 ※桃狩り農園ではない)
[カキ] 渋柿を干した『市田柿』は、この地域の高級品ブランド。
[マツタケ] 豊岡村は全国指折りのマツタケ産地。夕飯は大量のマツタケすき焼き、マツタケ焼き、マツタケご飯とマツタケづくし。




こうしてぐるりと1150km。荷物さえなければバイクで走りたかったが、とはいえクルマなら土産もたっぷり積んで帰れる。中央高速をのんびりと東京へ。マツタケの香りを車内に漂わせて。

さて、今回の奈良・信州革紀行による、新たな革製品作りはまだまだこれから。すぐにできるほど簡単なものではないのです。どうぞ気長にお待ちください。。。




30年ぶりの里帰り。
2018年10月7日 送信

弊社革ジャンの修理依頼は少なくはない。それはそうでしょう、35年間で2万着近く販売しているのですから。
先日、お客さんが革ジャンの修理にご来店された。
F-58 ラムボマージャック・・・それは30年前にお買い上げいただいた製品だった。15年や20年物の修理はあるが、30年物は珍しい。しかも牛革でなく、それより耐久性が劣る羊革製、しかしエリに付いた羊の本毛ムートンもまだしっかりしている。レトロ感たっぷり、素晴らしい革ジャンですね。我ながら長持ちする製品を作ったものだと感心する。

が、しかし裏を返せば・・・耐久性があると、なかなか買い換えてはいただけない。これが悩みでもあるのです。

[エリのムートン] 高額だけど高品質本毛ムートンは30年もつんですねえ。(まるで他人事)
[羊革の質感] そのスレ感とヤレ感が、たまらなくいいですね。これぞアンティーク。
[裏地] 革とちがって、さすがに裏地は30年の耐久力はない。擦り切れ箇所を直すか否か。ソデとスソのニットも30年もてば立派ですねえ。


これは現在のF-88アンティクホース(F-58のニット仕様に対してオール革タイプ)。羊革よりはるかに耐久力のあるフルタンニン馬革、その30年後のレトロ感は、きっと素晴らしいにちがいない。

現在、羊革はありませんが、「牛」「馬」「鹿」のさまざまな革ジャンを、店舗上階で丹念に作ってます。30年間着続けられるウェアなんて、そうはないでしょう。一着、いかがですか。
どうぞご来店ください。

※愛用年数はメンテナンスに左右されます。そのより良い手入れ方法もご来店でお教え致します。または こちら>> にどうぞ。

店内:革ジャン・革パン・革バッグ、豊富にあります。




カタログこぼれ話
2018年10月3日 送信




話の主役はブーツではなく、それを乗せた木馬なのです。

本年6月、所用で東京品川区の武蔵小山商店街に出かけた。その脇道に古家具屋があったのでちょっとのぞいた。そこで目が合ったのが、安っぽい木馬だった。
店の主人に価格を聞いたら、「税込み4千円、ほこりはサービス!」というので即決で買った。何かに使えそうな気がして。
家に帰ってあらためて見れば、さらに安っぽかった。そこでホームセンターに行き、布ヤスリとハケとニスと加工道具を買った。木馬の3倍のおカネをつかって。
その日から、木馬を分解して元の塗装を全部落とす。そしてヤスリがけしてはニス塗り。気に入らないと、ニスまで削ってやり直し、と一週間かけてやっと完成した。それがカタログの表紙を飾っている。・・・重要な仕事をほっぽって、たっぷりと時間を掛けてしまった、これが筆者の悪い性分なのだから仕方がない。

そして撮影の役目を終えた木馬は、我が家で孫の遊び道具となっている。商品ではないけどいい仕事をした(ような気がする)。。。

[ 秋冬カタログのご案内]
ご来店では、カタログ無料です。発送の場合は、ご面倒さまですが、こちら >> からご請求ください。




国登録有形文化財の温泉宿に癒やされて。
2018年10月1日 送信



にごり湯編に続いて、国登録有形文化財「温泉宿 建築編」の送信を始めました。湯はもちろんのこと、宿の風情にも癒やされますなあ・・・とはいえ、若い頃にはその魅力が伝わらなかったわけであります。
では今回送信宿のひと言。

[福住楼]
著名な文豪たちに愛されていたのが理解できる箱根の宿。

[山本館]
天下の名湯、草津温泉にある、心落ち着く木造宿。

しかし日曜大工しかやらない筆者の建築知識は乏しく、深い解説はしておりませんのでご容赦を。と言っても温泉だって、たいした知識を持ち合わせておらんのですが、、、。
ヒマな方は こちらにどうぞ >>
※3つ並んだ第3ステージです。第1、第2ステージは全宿送信してます。そうとうヒマな方は全てどうぞ。




ペアスロープ品番のこぼれ話
2018年9月27日 送信

品番に何か意味があるのでは? と思うお客様も多いことだろう。そうです、確かにあります。

たとえば『F-22 剛 』・・・戦闘機からと思われがちだが、Fのフライトジャックの頭文字以外はまったく異なる。その初代は20世紀の品番としてF-20、そして21世紀に入った年にはF-21に。その翌年からはF-22として数字をアップし現在に至る。そして2018年は歴代最強の生地を使って『剛』が付いたわけです。

数字メインの品番もあります。
318は「東京都道318号線」、ペアスロープ店舗の目の前の道路で通称「環七(かんなな)」。
311は「東京都道311号線」で、318号線の外側の通称「環八(かんぱち)」と、これまた分かりやすいですね。


DMFやDMLとなると少々難解で、すぐにお分かりの方は濃い目の鉄ちゃんでしょう。
どちらも国鉄時代からのディーゼル機関車または気動車のエンジン形式名ですね。ちなみにDMはディーゼルモーターの略、その次は気筒数で、ABCDEFGHIJKLを数字に並べ替えるとFは6気筒、Lは12気筒となる。ではウェアになんの関係が・・・あると言えばあるし、無いといえば無い、かな。
話は前後してしまうけど、数字をつけても、道路名とは異なる品番もあります・・・310D。数字は許容速度(筆者の個人的実験)を表し、Dはデインジャー、危険な速度域を意味する。そのウェアのキャッチフレーズは・・・「非常識な風圧も、そよ風」。現在はそんな過激なご案内はしてません。
なお、品番無しの製品もあります。代表的なのが「馬鹿」。これはまちがいなくバカと読まれるので「うましか」とふりがなを入れてます。だったら別の名にすれば? と思われるでしょう。でも革素材をストレートに謳ったほうが賢明だと考えまして。

いかがでしょうか、分かりやすい? 分かりにくい? でもそれぞれに思い入れを込めて付けた名称なのですよ。そこのところはどうぞご理解ください。







秋の夜長に。。。
2018年9月23日 送信

「旅に出て、どうせ泊まるなら温泉宿」、と続けてきた『男の癒やし旅』、その宿ガイド“サイト版 にごり湯編”を全湯送信しました。
それにしても、にごり湯ってのは不思議ですねえ。地上に出た源泉が、なんでこんな色あんな色に変わるのでしょうかねえ。
では今回送信のひと言。

[加仁湯]
関東最後の秘湯、と言われる水色乳白系の美しい湯。

[松川屋那須高原ホテル]
1300年も前から人々を癒やし続けた乳白の湯。

[ホテル利尻]
日本最北端の源泉かけ流し宿は、驚きの泉質なのだ。

なお、にごり湯編の最終ガイドの「ホテル利尻」では、少しばかり温泉ウンチクを入れてみました。
ヒマな方は こちらにどうぞ >>




屋島の名作?・・・メサ
2018年9月20日 送信


グローブ製作の屋島工房の主、尾原である。もうかれこれ15年少々のつき合いだろうか、仕事はそこそこに、ずいぶんとバイクで走り回ったものだ。
いつだったか、「鹿児島ツーリング、面白いぞ!」って強引に誘った数日後、必死に走って来て現地待ち合わせしたなあ。「遠かったぁ」、なんて、そりゃそうだ、四国高松市からだもの。しかし筆者の方がはるかに遠い。東京だぁ。
他にも、土佐のカツオを食いに行こう、サクラ見に行こう、トンボ撮り行こう、とツーリングしたものだ。しかしここ最近はない。これでは製品開発が進まないじゃないか。(その口実がツーリングかもしれないが、開発のきっかけには十分なる)





そんな尾原が「メサ」なるグローブを開発した。瀬戸内の青い海をイメージしたブルー系と、尾原の地元「屋島」の森のグリーン系とがある。

表側は手塗りの迷彩色を施した牛革。手の平側は、しなやかでありながら丈夫な鹿革で操作感良し。しかもスマホ対応というオマケ付きである。なんとも手間の掛かったグローブを作ったものだ。2万円という価格は確かに高額だが、それに見合う出来栄えである。

・・・いやまてよ、筆者はガラケイだ。スマホ対応されても意味がない。これは尾原の嫌がらせに違いなかろう。今まで、強引なツーリングに幾度も誘ったからなあ。
恐るべし、尾原の逆襲。
 35thサイト:メサの詳細へ >>




癒しの湯をご案内してます
2018年9月16日 送信

2014年の秋から続いていたモーターサイクリスト誌の筆者連載『男の癒やし旅』は、本年7月の掲載号で終了。そしてペアスロープ秋製品の情報発信も一段落したところで、『夫婦坂二輪旅』にこの1週間で3つの信州のにごり湯宿をご案内。どれもまた泊りに行きたい宿ですなあ。
ではそれぞれひと言。

[七味温泉 紅葉舘]
タヌキに会って、美しいミルキーグリーンの湯で癒やされたい。

[ランプの宿 高峰温泉]
標高2000mの絶景の湯に浸かって癒やされたい。

[天狗温泉 浅間山荘]
赤湯に浸かって、主人と女将さんと一杯やって癒やされたい。

にごり湯編の中の温泉宿ガイドだけど、回を重ねるごとになんだか文章がユルクなったような気がします。各宿のご主人、スマンです。(あらかじめ謝っておこう)
ヒマな方は こちらにどうぞ >>




やっと作りました・・・35周年、秋の新作
2018年9月5日 送信


毎年のように多くのお客様から要望があったのがステッカーである。たいへん長らくお待たせしました、1983年の創業時以来、35年ぶりに、やっとこさ作りました。
しかしなぜ、そんな長い期間作らなかったかと申せば、1に怠慢、そして2は、見積りをとったら、あまりにも高額だったから。

ステッカーは、室内用のシールから始まって屋外用の耐水耐光ステッカーまでピンキリ。せっかく貼っていただくのだから、すぐに劣化するショボイのでは面目がたたないわけで、高規格タイプを奮発。・・・とはいえ製品お買い上げのオマケなのです。
この製作ペースだと、次は2053年の70周年なので(そこまで会社ある?)、この機会をお見逃しなく。

(9月6日より、ステッカーは税別5000円以上のお買い上げで差し上げます)

[ ステッカー ]
なお、「製品はいらないっ!」とおっしゃる方もおられるでしょうから、税別500円で販売も致します。(通販の場合、送料の方が高いのは恐縮です。その代り、ご希望ならカタログ同送します)
ネット通販:上から4番目の小物類に >>

[ 耐水・耐光透明フィルムカッティングシートステッカーセット ] サイズ18x14cm、1000枚製作 (なくなったらスミマセン)

[ 最新 秋冬カタログのご案内]
ご来店では、カタログ無料です。発送の場合は、ご面倒さまですが、こちら >> からご請求ください。




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